山と漢方
快適な登山のための漢方
AIR-G’ FM北海道「Vivid漢方」出演放送分書き起こし(すべての書き起こしはこちら)
山登りだけではなく、日常の生活でも睡眠不足や冬の寒さなど負荷がかかるの時があります。「山と漢方」というテーマから、普段の生活にもつながるお話がたくさんあります。
山登りでも日常でも、いざ大事なときにお腹が心配なことありませんか?そんな時のための対策や使える漢方薬をご紹介します。
山に登る時や、普段の生活の中でプレッシャーに負けてバテそうな時、その前準備やその後のフォローが大切です。
登山前、登山中、そして登山後の日常生活でも風邪をひかないよう漢方的なやり方で備えておくことができます。
身体の深部の体温が下がっていくことによって身体が動かなくなってしまう「低体温症」を漢方で予防。普段の生活での冷え性対策や身体を温めるお話もご紹介。
山、登山関連リンク
山に使える漢方薬
健胃顆粒(けんいかりゅう)
山登りや大事なことの最中にお腹の調子が悪くならないか不安という方に。消化力を高めることでお腹を守ります。
第2類医薬品
【効能・効果】比較的体力がなく、胃腸の働きの弱いものの次の諸症:胃炎,胃腸虚弱,胃痛,腹痛,食欲不振,胃部不快感,腹部膨満感,悪心,下痢
麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)
山にのぼる時に、心臓と肺をしっかり動かし、呼吸を整えられる身体を作りたい方。肺と心臓の機能を高め、身体の深部の体温が下がり過ぎないために。
また「疲れがとれない」と感じている方、一時的な肉体疲労、慢性的な肉体疲労、心臓が弱り、脈の衰えを感じる時にも。
元気を補う「高麗人参(こうらいにんじん)」、血管内の水分を補給する「麦門冬(ばくもんどう)」、身体のエネルギーの漏れを防ぐ「五味子(ごみし)」の効果で、疲れと冷えに有効な漢方薬です。急激に発生した肉体疲労や慢性的肉体疲労、どちらにも効果的です。
第3類医薬品
【効能・効果】次の場合の滋養強壮:虚弱体質、肉体疲労、病中病後、胃腸虚弱、食欲不振、血色不良、冷え症、発育期
葛根湯(かっこんとう)
ゾクゾクする寒気や身体のこわばりを感じた時すぐに服用することで風邪予防に。
【効能・効果】感冒、鼻かぜ、頭痛、肩こり、筋肉痛、手や肩の痛み
小青竜湯(しょうせいりゅうとう)
登山中の鼻水など、風邪の鼻症状に。
第2類医薬品
【効能・効果】体力中等度又はやや虚弱で,うすい水様のたんを伴うせきや鼻水が出るものの次の諸症:気管支炎,気管支ぜんそく,鼻炎,アレルギー性鼻炎,むくみ,感冒,花粉症
衛益顆粒(えいえきかりゅう)
「黄耆(オウギ)」という薬草で身体のバリア機能を高めることで、山登りや普段の生活での風邪予防、風邪をひきにくい体作りに。
第2類医薬品
【効能・効果】身体虚弱で疲労しやすいものの次の諸症:虚弱体質,疲労倦怠感,ねあせ
公開日:2014/07/28
最終更新日:2015/09/07