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麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)のおはなし

麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)

【効能・効果】

次の場合の滋養強壮:

虚弱体質、肉体疲労、病中病後、胃腸虚弱、食欲不振、血色不良、冷え症、発育期

 

麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)は、“疲れがとれない”と感じている方にご紹介したい漢方薬です。

“疲れ”にはいくつかの種類と異なる原因があり、麦味参顆粒が改善できる疲れは、以下のようなタイプの疲れです。

  • あなたの身体にある“元気”を使いきってしまった時
  • 内臓の働き方が弱く、“元気”の回復が遅い時
  • 疲れとともに全身的な“冷え”を感じている時、もしくは体温が35℃台の方
  • 疲れを感じ始める前に長期間の“”が続いた時、もしくは今も咳が続く方
  • 疲れを感じ始める前に“”をたくさんかくかき続けた、もしくは汗が勝手に出てしまう症状(寝汗など)が続いた時

上記はすべて、漢方的に“気(き)”が消耗した状態とその“気”を管理している内臓:“心臓”と“”の働きが弱っている時に現れる症状です。

「気(き)」とは?

漢方では、身体の中を循環している成分を「気・血・水」と表現します。読み方は「き・けつ・すい」です。

「血」は「血液」、「水」は「リンパ液」と考えて頂くとおおよそ同じになります。

”は言い換えると、“元気”、“エネルギー”のことですが、“体内を巡って循環している”、もしくは“元気やエネルギーを融通し合って、足りていない場所に届けることが出来る”という特徴は、漢方の独特の考え方です。

「気」は、何から作られるのか?

食事から摂る“栄養”と呼吸によって取り込まれる“清気(せいき)”(酸素と言えます)から作られます。

ですから、疲れがとれない時には、食事の内容や食べ方、呼吸がしっかり行えているのか(喫煙の影響など)も見直すことがとても大切です。

「気」の役割は

気には次のような役割があります。

  • 内臓を動かし、ゆえに生命を維持する
  • 筋肉を動かす原動力であり、ゆえに自由に身体を動かすことが出来る
  • 体温を維持する(36.5℃前後)
  • 血と水を全身に循環させる
  • 気・血・水の漏れを防ぐ

最後の“漏れを防ぐ”という役割が分かりにくいため、補足したいと思います。

気・血・水は全身を巡るために、決められた経路の中で動いています。気は経絡(けいらく)や三焦(さんしょう)と呼ばれる経路を、血は経絡、水は三焦という経路です。

もしこれらの経路から外れて気・血・水がどんどん経路外に出ていってしまうと、どうなるでしょうか?循環する分だけの量が足りなくなり、気・血・水が届けられない場所が体内に出てきてしまいます。

具体的に、漏れる症状とは、長引く咳、長引く微熱による発汗(しっとりする程度の汗)、寝汗です。

いずれも目に見えるもの(咳は見えませんが)としては水分ですが、漢方ではその水分の中に“気”が混じっていると考えますので、故に水分と一緒に気も漏れ出ています。

「気」の管理

気の管理は“肺”が行っていると漢方では考えます。

肺は呼吸を行う内臓ですので、気の製造に必要な清気(気は何から作られるのか?で説明)を呼吸の際に取り込みます。そして、気を貯蓄しておく場所として、“”と“心臓”があげられます。

心臓は血液を送るポンプとして激しく動く内臓ですので、自分自身でもたくさんの気を必要とします。

疲れやすくなっている方は、この肺と心臓の働きが一時的に弱まっている可能性があります。例えば登山やスポーツで身体に負荷をかけた時、毎日の残業や仕事上でのストレスで疲労が蓄積している時

疾患を持っている方はなおさらです。例えば喘息気管支炎、喫煙によるCOPD(慢性閉塞性肺疾患)狭心症不整脈などがあげられます。

心臓と肺の働きが弱まり、“気”が全身に届かなくなりますと、身体の酸欠栄養失調状態と言い換えることが出来ます。

麦味参顆粒の由来

中国金元時代の名医である李東垣(りとうえん)が1231年に出した本:内外傷弁或論に“生脈散(しょうみゃくさん)”の処方名で収載されています。

漢方薬でも珍しい、たった三種の薬草<高麗人参><麦門冬><五味子>のみで構成されているシンプルな処方です。

しかし効果は大きく、心臓が弱り、脈が衰えた時に、脈を復活=心臓を復活させるために用いられてきました。

その後1960年代に入ってから中国では“生脈散”の注射剤が作られました。目的は当時国家主席だった毛沢東氏の命を守るためにです。毛沢東氏は三回目の心筋梗塞を起こした際に、この“生脈散”注射を使い、状態を回復させたそうです。

日本では1995年に顆粒剤の飲みやすい形状で、配合の薬草の頭文字をとって『麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)』という名前で発売され現在に至ります。

麦味参顆粒の構成生薬

麦味参顆粒は三種の生薬で構成されています。

● 高麗人参(こうらいにんじん)

麦味参顆粒の中で主役の生薬です。元気を補う力が強い代表的生薬です。

胃腸・肺・心臓の働きを強化することが出来ます。身体を強く温める働きがあります。

● 麦門冬(ばくもんどう)

発熱による発汗後の体液の回復や、粘膜の乾燥に対して潤いを取り戻す力があります。

麦味参顆粒の中では、血管内の水分の急速な補給のために、力を発揮します。熱を冷ますことが出来るため、高麗人参の温める力を和らげます。

● 五味子(ごみし)

酸味のある実です。酸味には、収斂=引き締める力があり、麦味参顆粒の中では血管から、また皮膚から元気が漏れ出てしまうことを防ぎます。

服用の方法

顆粒剤になっておりますので、自宅では白湯に溶かして、外出先や外では顆粒を直接口に入れ、手元にある飲み物(温かいものが望ましい)で服用して下さい。

一日2回まで服用できます。

疲れを早くとりたい場合には、飲むタイミングも大切です。疲れる前疲れる作業や行動が終わった後に、各1包ずつ服用されることがおすすめです。前・後です。

まとめ

麦味参顆粒は、疲れと冷えに有効な漢方薬です。急激に発生した肉体疲労にも慢性的肉体疲労にもどちらにも効果的です。

顆粒剤になっておりますので、ポーチやザックに入れて、持ち運びに便利です。

価格

小分け販売も致しております。

1日分(2包):328円 (内税8%)

お徳用:

30包 4,813円

60包(1箱)8,910円 (内税8%)

※麦味参顆粒はオンライン販売はしておりませんので、ご希望の方は店頭にてお問い合わせお願い致します。

漢方薬店いちやく草 取り扱い漢方薬のおはなし

コメント

  • 匿名 2014/06/21

    一回位飲んだぐらいでは効きませんか

    • ご返信遅くなり、すみません。
      『麦味参顆粒』は、漢方的には“気”を補給する漢方薬になります。
      もし、お客様が漢方的に“気”が足りない状態がありましたら、一回の服用であっても“気”を補うことで出来ますので、その変化を体調で効果として感じ取ることが出来るかもしれません。(身体が少し軽くなるような感覚かと思います)
      ですが、“気が不足した”お身体の体質改善は一ヶ月〜三ヶ月と服用して頂くことで変わってきますので、短期間(2〜3日)でお試し頂いたあと、少し良い変化を感じられるようでしたら、続けての服用をおすすめしております。

  • M.M 2015/09/15

    小学4年生男児ですが 胸痛みがあり 心臓弁膜症のうたがいがあり 再検査受ける予定です。その前に飲んで多少でも、効果出るのでしょうか? また 卓球少年で 全国大会など目指しておりますが この薬を 飲みながら 卓球を 続けることなど できますか? 西洋医学だけでは 不安なので 

    • M.M様 ご質問頂き、ありがとうございます。

      息子様の体調に異変があったとのことで、とても心配ですね。

      今の時点で言えますことは、息子様のご年齢で『麦味参顆粒』は服用いただけます。(8歳以上のお子様に服用いただけます)
      ですが、息子様の体質に『麦味参顆粒』が合うかどうか、残念ながら頂いた情報だけでは判断が出来ません。

      体質につきましては、息子様と一緒にご来店いただけましたら、顔色・舌の色・体調を伺ったうえで『麦味参顆粒』が合うかどうかについてお答え出来ますので、ご検討下さい。

      卓球をこの先続けられるかどうかにつきましては、再検査の結果が大事になりますので、受診されている主治医の先生とご相談された方が宜しいかと思います。

      漢方は、西洋医学とは考え方が異なりますので、息子様が持っておられるからだの力を最大限に持ち上げるお手伝いを致します。
      また、病院の治療や内服薬を服用しながら、時間をずらして服用いただくことで漢方薬を併用いただける場合が多いです。

      今は再検査待ちでいてもたってもいれらないお気持ちではないかとお察し致します。
      ですが、まずは再検査を受けられてから漢方薬が併用可能か、『麦味参顆粒』が合うのか別の漢方薬の方が良いのか、考えられても宜しいかと思います。

      ご参考になりましたら、幸いです。
      お大事にされて下さい。

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