立夏になり春が訪れました
本日は『立夏(りっか)』です。
夏の立つがゆえ也 と暦便覧には説明されています。
二十四節気では、立夏から立秋までを暦の上での夏と考えます。農作物を育てる上で参考になる暦ですので、4月20日の穀雨に続く、種まきや田植えの時期です。
北海道はどうでしょうか?
こちら、札幌から旭川に向かう(JR)途中、車窓から見える増毛(ましけ)山地です(4月29日撮影)。畑は一度耕されたようにも見えますが、種まきをしたと感じるほどの土がおこされた感じがまだありません。
これから夏至までの間に種まきや田植えが行われるのではないかと思います。
露地物の野菜が出てきましたら、ご紹介していきたいと思います。
札幌では、
桜が開花しました。
GW初日の4月29日に札幌では開花宣言が出されました。
やっと春が北海道に来始めていると実感できると思います。日中コートが暑く感じて脱ぐ事も出てきました。
そろそろ“黄帝内経(こうていだいけい)”(一番古い中国の医学書)の春の養生を開始して良い時期です。
装いを軽くして、髪をほどき、深呼吸して身体も心ものびのびさせて、ゆっくりと歩くこと次の季節:夏を健康に迎えるための養生の道です、
と書かれています。
有り難いことにGWは比較的天気に恵まれている北海道です。
公園に近郊の山にどうぞお出かけ下さい。
まだまだ山スキーが楽しめる北海道ですが、5月中旬から低山では夏山登山も始まります。
私の所属する山岳会:札幌山の会では5月18日が山開きならぬ“山荘開き”です。
会員で近郊の山をのぼり、夏山シーズンで活躍する山荘を皆で整備&清掃することにしています。
いちやく草の春と言えば、
薬草の加工です。
写真は生姜を煎って炭化させています。婦人科の不正出血の際に力を発揮してくれる薬草の加工法です。
こちらを作る時には、煙がもくもく出ますので、フードの換気扇があっても室内では作れず、また外で作るにしても北海道は雪がありますので、フライパンが温まらず作れませんでした。冬の間に在庫がなくなりましたので、GW前に姜炭と艾炭(よもぎを炭化したもの)を作成しました。
GW連休は5月7日(水)までお休みさせて頂きますが、連休明け店内のディスプレイを春用に変更して、お客様のご来店をお待ちしております。