「からだに湿気をためない薬膳」 2009年6月薬膳講座終了
本日、薬膳講座を3名の方にご参加頂き行いました。
まず最初にお詫びを。薬膳講座のご案内と臨時休業(17~19)のご案内が遅くなり、受講をご希望頂いたにもかかわらず、連絡がとれなかった方がもしいらっしゃいましたら、不手際をお詫び申し上げます。今後、このようなことがないよう、ご連絡を早め早めに致します。
本日のテーマは『からだに湿気をためない薬膳』
- “湿”を含む熟語から湿のイメージを考える → ジメジメ・シトシト・ベトベト
- 自然界の湿と、人体に悪影響が及ぼされる湿の違い → 六気と六邪(外因、内因から)
- “湿邪”の特徴 → 重い・定着・粘性など
- 湿邪があると思われる体の症状
- 湿をためないからだにするには?
- 湿を動かす食材と湿をためる食材や料理
本日の一品薬膳は
湿気バイバイ ~生姜ドレッシング&生姜ディップ~
ということで、どこでも手に入る、生姜にスポットライトを当ててみました。
生姜は、脾・胃・肺を温め、体表から発汗により風邪を追い出したり(生姜湯の風邪予防)また脾の働きを高めて、胃腸にたまった余分な湿邪を追い出すことも出来る力のある薬味です。
今年の札幌の6月は本当に雨続きで湿度も高く、からだの中もジメジメ。
これから夏野菜(きゅうり・トマト)も出回り、サラダを食べる機会も多いです。生や冷たい料理を食べる際にも、ドレッシングやソースに生姜を入れると、お腹を冷やさず湿邪の停滞も防げます。(レシピは店頭にて公開中です)
ちなみに、ディップは白みそと生姜・みりんを混ぜました。今日はホワイトアスパラにつけて食べて頂きました。