2019年夏の講座二回目終了しました
数日前から朝夕気温が落ち着くようになって参りました。
とは言え日中の最高気温は今日も30℃近い札幌です。
本日夏の講座二回目を開催致しました。
今回事前アンケートをお願いし、真夏日続く間に熱中症予防や夏バテ対策で心掛けられたことを教えていただきました。
質問しました項目は、
1、食事の工夫 2、飲み物の工夫 3、衣類の工夫 4、住まいの工夫 5、生活の工夫
です。
1、食事の工夫で回答が重なったものがあり、「朝にお味噌汁をのむ」がありました。
私も賛成です。
暑い時に水分と一緒に塩分を摂りましょうと言われますが、塩分が身体から失われた時に補給するより、事前に補給するという方法があります。
そもそも補給を必要とする際、水分や塩分を吸収する力があることを前提で話されますが、真夏日続いて13日目にもなりますと(札幌の場合)疲れもたまり、食欲が落ちてきている方も出ております。
食欲が落ちるということは、胃腸の消化力&吸収力も落ちている可能性があるということです。
消化力&吸収力が落ちている時に、水分や塩分を摂っても十分吸収されることは難しいように思います。さらに必要としている身体の部位に潤いが届くことも困難ではないでしょうか?
であれば少しでも消化力&吸収力が働いている朝~午前中に今日一日失われるだろう電解質を先に摂ることは有効な方法と思います。
3、衣類の工夫では、「天然素材の服を選びました」という回答が多くありました。その方のお一人より詳しくお話を伺いました。
”絹”の肌着や上着をご自身で用意され、身に着けられた時の体感を教えていただきました。
汗をかいた肌でもまとわりつかず、質感がよく、とてもとても快適なのだそうです。そして「言葉では上手く表現できない快適さ」だと教えていただきました。
私自身は綿や麻の衣類での体感はありますが、絹はなかったため、そのお話を伺い、身に着けてみたいと思いました。
おすすめは、古い着物の裏地や着古した浴衣地が下着への再利用としてとても良いそうです。(よく汗を吸ってくれます)
日曜日に続き、この暑さは決して全てが自然な暑さではなく、人工的暑さが強いことをお伝えしました。
それに対しては機械での涼(クーラー)や内臓に熱がこもった時には、冷たい飲料水を摂ることもご自身の命を護るためには必要ではないかというお話を致しました。
それがこの夏、北海道でさえ熱中症で命を落とされた方がおられたことを、私たちは自分事ととして捉えることの大切さにつながるのではないでしょうか。
来年も確実は暑い夏がやって参ります。
その時、命を落とさないだけではなく、体調を崩さないためにも、日頃から体感を大事にする、内臓の声を聴く習慣を身に着けることをおすすめしたいと思います。
どうやったら体感を大事にできるのか、内臓の声に耳を傾けられるのかを引き続き私も皆様に的確にお伝えできるよう考えます。
暑い中、ご来店いただき受講いただきました皆様に心から御礼申し上げます。
次回秋の講座は今年度はお休みさせていただきます。
消費税が変わるため、そちらへの準備に充てさせていただくためです。
年明けに冬の講座を企画したいと考えておりますので、その時はどうぞ皆様のご参加をお待ちしております。