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2019年夏の講座一回目終了しました

2019/08/04

札幌市は今日も30℃を超す暑さの中、いちやく草の夏の講座一回目を開催しました。

札幌は7月25日を境に真夏日に入り、熱帯夜を含め、連日厳しい暑さの中で皆様生活をされています。

当店はクーラーがありますが、札幌市内クーラーのない公共施設、会社はまだまだ多く、ご自宅となるとないお家の方が一般的です。

道内でも熱中症による死亡者が出ております。全国では昨日までに22名の方が命を落とされたようです。暑さ続きますので、とても心配です。

札幌も都市化しておりますので、多くの道路はアスファルトで覆われています。

気温が30℃を超しますと路面温度は60℃以上になることもあるそうです。

札幌市内の中で生活しますと、昼間の高温は都市化による影響を強く感じますし、夜の寝苦しさは無風の熱帯夜だけのせいではなく、住んでいる建物の構造(壁)により室温が下がらない原因があると思います。

そのような人工的な暑さに対して、中医学が生み出された時代の言葉そのままの養生法だけのご提案では、現代の私たちの命を護ることが難しいのではないかと思いました。

そこで今回の講座のテーマに

”介することの大切さ”というキーワードを入れてみました。

札幌は真夏日や30℃に限りなく近い日が11日間続いており、来週もこの気温が続くようです。

クーラー、電解質の入った冷たい飲み物、必要と私は思います。

人口的な異常な暑さに対して、人工的なものでないと時には太刀打ちできないと思いからです。命がかかっています。迷っている時間がない時があります。

ですが、クーラーの中にずっといると、身体が芯から冷えてしまいます。関節痛がある方は、患部が痛み出すこともあると思います。クーラーの冷気は刺すように身体に入り込んでくるからです。

冷たい飲料水を胃腸に直接入れますと(飲むと)、胃腸付近の熱っぽい血液を冷ましてくれるでしょう。ですが、飲み続けると胃腸が冷えすぎてしまい、食欲低下や下痢、むくみ、そして夏バテを早く招くことになります。

人工的なものの利用は自分の身体に合わせた加減が必要です。

加減は自分の体感の世界です。他の方とは異なりますから他の方を真似ても自分に合うかは分かりません。数値化はできませんし、言葉でも上手く表わせないものだと思います。

その体感を良い状態に保つために、直接ではない方法を普段から取り入れること、つまりキーワードに入れました”介するもの”により普段から体感を養ってもらいたいと考えました。

◎風が心地よい日の木陰で感じる体感

◎帰宅して一番に口に入れた時のスイカの味わいと体感

◎食事一回抜いてもいいかな~と思えるくらいの体調の時、薄だしで煮たいんげんまめとがんもどきの煮物を口に入れた時と食べ終わってからの胃腸の体感

◎速乾性のポリエステル素材のシャツと麻のシャツを着た日の体感の違い

等々・・・・。

命にかかわるような状況の時、たくさんの選択肢はおそらくないだろうと思います。そのような状況に陥らないために、人のからだは体感を通じて、このままでは命にかかわりますよと事前に教えてくれるのではないかと思います。

それを見逃さないためには、普段から自分の体感に対して興味をもち、体感を使ってあげることが大事ではないでしょうか?

講座では、夏バテが起きる際の身体の変化の流れや、それを早い段階で予防するための食材や薬膳、漢方薬のご紹介も致しました。

夏の講座二回目は8月6日(火)11:00~13:00です。

ご興味ある方はどうぞご連絡下さい。(011-802-9405 留守電の場合はメッセージを入れて下さい、折り返します)

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