「春野菜のはとむぎ入りクレープ包み」 2009年3月薬膳講座修了~春の薬膳~
2009年3月26日(木)薬膳講座をいちやく草で行いました。
今回は3名受講。うち一名は初めての方でしたので、薬膳とは?という基本の話(性味など)も致しました。
テーマは『春の薬膳』。
まずは、春とはなんぞや?ということで、中国の古典をひも解き、紀元前475年~BC221年の書物、『黄帝内経・素問』の一説をお勉強しました。
- 春は早めに寝て、早く起きましょう
- お散歩をして、冬の間こわばった体を伸ばしましょう
- 髪型はゆるめがポイント(きつめにupした髪型はいけません)
- 気持ちをのびやかにしましょう
- そうしないと、“肝”を傷めますよ
で、“肝”とは?のお勉強
胃の右横(自分にとって)にある血液をたっぷり含んだ内臓である“肝”は
- 血液の貯蔵庫であったり
- 全身の気のめぐりをコントロールしている内臓だったり
- 気分や精神状態をコントロールする所だったり
- 婦人科の子宮や卵巣とも関係の深い場所
なのです。
「なるほど、肝はそんなに大切なのか」と、肝が弱ると出やすい症状のお話をしたあとで、本日の薬膳料理!
肝臓の気の巡りを健やかにする、香りを楽しむ一品
春野菜にふきのとうを使い、クレープにぬる味噌タレを作りました。
クレープの皮には、はとむぎの粉を半分使い、美容にもよろしく
あとはきゅうりや紫蘇、その他冷蔵庫にある野菜をくるくるして、出来あがりです。
おやつに、おつまみに、おすすめです。
来月からの薬膳講座は第3土曜日に変更になります。但し、4/18(土)は勉強会出席のため薬局を休みます。そのため、4月の薬膳講座を4/11(土)と4/25(土)のどちらにするか、参加者の方と検討の上、近々発表致します。