養生生活素材
梨
梨の効能
☆空咳などの肺の乾燥した状態を改善すること。(潤肺生津、じゅんぱいせいしん)
☆咳を鎮め、痰をきること。(止咳化痰、しがいかたん)
どのような時に?
今年の夏もかなり暑い日が続いていますね。熱中症予防にはこまめな水分補給とエアコンはかかせないと思います。
ただ、エアコンによって、部屋の空気が乾燥しがちになりますと、思わぬタイミングで夏風邪をひいてしまう事もありますよね。
外気温と室温の差が激しいので、身体に負担がかかりやすくなり、抵抗力もダウンしてしまいやすいのです。
意識なさっていても、夏風邪を完全に予防するなんて事は不可能なので、ひいてしまったそんな時にお勧めの食材をお伝えしたいと思います。
その食材は『梨』です。
旬は秋口からとなっているようですが、早いものですと夏からスーパーに並んでいるようです。
成分は89パーセントが水分なので、夏風邪時には水分補給の意味合いからもお勧めです。
漢方薬膳の考え方では、最初にお伝えしました意味合いをもっている果物です。
☆空咳などの肺の乾燥した状態を改善すること。(潤肺生津、じゅんぱいせいしん)
☆咳を鎮め、痰をきること(止咳化痰、しがいかたん)
辛い夏風邪のとき、コンコンと長引く乾燥性の咳や喉の痛みからお食事もあまり進まない時、すりおろしの梨など積極的に召し上がる事をお勧めします。
ただ、元々冷え性をお持ちの方はたくさん召し上がる事は避けて下さい。
熱を冷ます(清熱、せいねつ)性質もありますので、少し注意が必要です。
公開日:2015/09/08