寒い清明の日
皆様、こんにちは。
昨日4月5日は、二十四節気の『清明(せいめい)』でした。
万物発して清浄明潔(しょうじょうめいけつ)なれば 此芽は何の草としれる也
と暦便覧には書かれてあります。
雪が完全に融ける気温になりますと全ての生命が動きだします。晴れた日の青空は“清浄明潔”と表現されるような空になることでしょう。その空の元で様々な植物が芽吹き、成長につれてそれぞれ植物の名前がわかるようになります。
“清浄明潔”の青さとはこのような色でしょうか?
こちら東京の空です。東京は3月25日に桜の開花宣言が出ております。
変わりまして、昨日の札幌。
冬に逆戻りしたのではないかと感じてしまう一日でしたね。 今日も午後から雪が散らついております。
ですが、清明の“此芽は何の草としれる”を見つけました。
薬局のすぐ近くの空き地で出会った”ふきのとう”です。太陽の日を少しでも浴びようと、元気に伸びてきております。
昨日〜今日のような、冬に逆戻りした日には、冬の服装で過ごすことが大切です。多く着ていましたら脱いで調節することが出来ますが、春の装いで寒く感じた時には身体を護ることが出来ません。2月の立春から養生を続けて頂いている皆様には、ここまで身体を護ってきて頂きましたので、あと一息立夏までは、意識して身体を冷やさないよう心がけて頂けたらと思います。
4月20日(日・穀雨)の講座の開催時間が決まりました。13時〜15時で開催致します。ご参加ご希望の方は、店頭またはお電話(011-802-9405)でのお申し込みをお願い致します。