『快適な登山のための漢方』 ばてない為の準備 AIR-G’ Vivid漢方 2013年12月15日 放送分書き起こし
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パーソナリティ:高山 秀毅
ゲスト:漢方薬局いちやく草 上村由美
ビビット漢方。パンダマークの漢方薬取り扱い店、北海道中医薬研究会の提供でお送りします。毎週、この時間は、中国の医学やくすり、そして、漢方について毎回ゲストを交えてお送りしています。
おはようございます。高山 秀毅です。今月は『漢方薬局いちやく草』北海道中医薬研究会会員の上村由美先生にお越し頂いています。よろしくお願いいたします。
よろしくお願い致します。
『快適な登山のための漢方』というテーマで
はい。
山に登る方だけではなくて、山に登らない方でも、その、山に登った時と同じようなね、プレッシャーがかかったりする時にも使えるそういう漢方のお話をして頂いているわけなんですが、今回は『ばてない為の準備』ということで
はい。
まぁ、体力のある方が山に登るんじゃないかなぁ?なんて風に思うんですけれどもそんな方でも、やはり、ばてる時にはばててしまう…んですよね?
えぇ、そうなんですよね。よく多いのが、ご自分で一人で登られる山でしたらご自分のペースで守れます。
ただ、やはり楽しい山は仲間と行く。もしくは、最近ですとツアーに入ってその朝、集まった人で登って行く…と。そうなった時に、自分のペースを山頂まで、もしくは下山するまで守れるかということが、とても大事になります。
例え、体力がありましてもペースが一度乱れますとどんどんとズレが大きくなってきまして、普段では考えられない心拍の上昇ですとか疲れやすいということはおおいにありえます。
山に登らない方には、ちょっと分かりづらいことがあるかと思うんですけれど、具体的に、山登りの場合はですけれども、自分のペースを乱されるというのは、どんなことがあるんですか?
えぇ。ひとつは、やっぱり呼吸があらくなりますよね。で、実際、その時はもう、心拍があがっていますしハァハァゼェゼェ 自分で結構気づかない状態になっていることがあります。
で、そうなりますと意外に休憩している時にでも口に何か食べ物を食べるとか、水分を摂るってことすら忘れてしまって
ただ、身体をやすめよう休めようとだけ必死になってしまう分また、身体がばてやすい状況に陥ってしまうという悪循環がよくあるケースですね。
初めて登る山。。。もプレッシャーになりますよね?
そうですね。計画はしていたとしても、その日の条件がやはり、えぇ、日々違いますので山は。。。
ばてない為には、準備としては、どんな準備をしていけばいいでしょうか?
はい。お勧めできますのは、やはり、心臓と肺をしっかり動かして呼吸を整えられる身体を作っていくという事。
薬草としては、高麗人参が、とても心臓と肺を動かすのに予防に役立ちます。
で、実際、私は山に入る時には高麗人参が入っている「麦味参顆粒」という漢方薬を持ち歩くんですけれども、登る前、山頂に着いてから、それから、翌日の身体の回復の為に下山した後の三回飲むということを実際にやって、とても役立っているのを実感しています。
なるほどねぇ。前・中・後 ですね。
そうなんです。
三回。覚えておきたいと思います。上村先生でした。どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
ビビッド漢方。パンダマークの漢方薬取扱い店、北海道中医薬研究会の提供でお送りしました。
【次回の放送】「山の風邪対策」 2013/12/22放送
【前回の放送】「大事なときに胃腸が不安」 2013/12/8放送
公開日:2013/12/15
最終更新日:2015/05/29