2019春にむけて
2月8日の記録的寒波をピークに、厳しかった冬の寒さは2月中旬で終わりました。
今年は雪が少なかったこともあり、道路の排雪作業と雪融けが同時に進むおかげで、札幌の幹線道路はほぼ元の車線数に戻りアスファルトが出ています。
この冬、皆様どのようにお過ごしになられましたか?
薬局の近くの公園と通りで毎年開催されるアイスキャンドルイベントは寒さが厳しいおかげで、とても綺麗でした。
スキー場には子供と一緒に3回出かける機会が持てました。父親と二人で特訓した成果が実ったようで、どの坂でも転ばず降りてくることが出来るようになっており、子供の身体能力と心の成長を同時に感じることが出来ました。
大人はそうはいかず💦、6年ぶりにアイスクライミング練習に層雲峡まで出かけてきましたが、氷を上手くとらえることが出来ず、へばりつくだけで終わった練習会でした。ただ快晴の天気で層雲峡氷瀑祭りの氷と青空のコントラストがとてもきれいでした。
(アイスクライミングは両手にアックス、足にクランポンという道具を用い、ロープを管理する方と組んで行う安全を確保して登る山の技術です)(注意:こちらは私ではありません)
雪国の春はダイナミックに動き出します。それは冬という厳しい季節との差が大きいために起きる自然現象です。私たち人間も自然界に生きる一員ですので、それを体感しないわけにはいきません。
子供や若い健康な方はそれをさほど感じないかと思いますが(子供達は春を見つけて喜ぶ感性は大人よりも敏感ですが)、冬の寒さを毎年身体が厳しく感じられるご高齢の方や自律神経のバランスを一度崩したことがある方はぜひ注意して日々の身体の変化を観察していただけたらと思います。
◎さほど体力をつかった記憶がないのに、身体が疲れたように感じられる
◎夢をよくみるようになる、中途覚醒や早朝(3~4時台)に目が覚めてしまう
◎慢性的にもっている症状が強く現れる(めまい・耳鳴り・頭痛・血圧など)
そのような気配が感じられましたら、冬に消耗した身体を回復させるために以下のような手当を行ってみて下さい。
◎多めに休む(夜1時間早く横になる、休日にお昼寝をする、休息のために有給休暇を使う)
◎栄養のある消化に良いメニューを1週間続ける
(旬の焼き魚煮魚、鶏や豚の骨がついた煮込みスープ、春の野菜たっぷりメニュー、ご飯やおかゆ)
手当をして観察、その繰り返しはどのような症状でお悩みの方にも合う方法ではないかと思います。
春を穏やかに迎えられますよう願っております。