2018年冬の講座二回目(1/30)
本日二回目の冬の講座を開催致しました。
受講者1名様でしたので、和気あいあいとした講座となりました。
一回目と同様、身体・心・脳の疲れを分けるとしたらどのように感じるか、敏感さの順位とともに答えていただき、私の体験や感じ方との比較や、身体を意識してみることについて一緒に考えました。
やはり体調不良の症状が出てきた時に身体を意識することが多いという答えは、私含めて一回目の受講者の皆様と同じ意見でした。
身体・心・脳の中で一番自然なものは身体である、という養老孟司先生の言葉を知った時、漢方の哲学でも人間も自然界の一部であるという考え方があることを改めて意識しました。
痛み等の辛い症状で身体を感じる前に身体を感じ、体調不良を防ぐ手立てとなるシンプルな考え方や方法はないものか?
一回の講座で答えを出せるものではありませんが、引き続きこのテーマについて考えていきたいと思っております。
冬の薬湯は心地良い感覚として身体を意識できる体験ではないかと思い、厳冬のこの時期に薬湯体験ができる講座を企画致しました。来年もまた継続していきたいと思います。
受講者の皆様にはさっそくご自宅で薬湯体験を、またブログを読んで下さった皆様にもこの冬の間、身体をいたわるための“何か?”を考えてみていただけましたら幸いです。
インフルエンザが札幌でも勢いを増しているようです。
うがい・手洗い・漢方の手立てを店頭でご紹介していきたいと思います。