『ペコロスの母に会いに行く』鑑賞と珈琲
昨日映画『ペコロスの母に会いに行く』を観てきました。
当店発行誌:いちやく草便り10月号でもご紹介した映画です。
泣けました(T_T)、そして笑いましたよ~。
痴呆症がすすんでしまう母親と息子の交流を息子の目線で追った映画です。
ですが、小さい時から周りの大人の様子をじっと見て成長した息子は時に母親の目線もくみとる事が出来ます。
だからこそ、息子を産む前の思い出の中で生きる母親を理解しつつ、ついに息子を認知出来なくなった場面はとても切ないです。
その場面に台詞はありません、でも台詞はいらないです、気持ちが十分伝わってきますので。
母親役の赤木春恵さんと、ペコロス役の岩松了さんの、自然なまでの演技に注目です。そして周りに出るわ出るわの豪華俳優。
いかにこの映画が愛されて共感されて作られたのか、よく分かりました。
こちらの映画は映画館での鑑賞がおすすめです。自宅の画面では、やはり目やシワの動きまでは読み取れませんので。
札幌はファクトリーにありますユナイテッドシネマ札幌で上映されています。
映画が面白かったこともあり、原作本を購入しました!店頭に置いてありますので、肩をふるわせてお読み下さい。
映画の帰りに久しぶりに宮越屋珈琲大通店さんへ寄らせてもらいました。
開局するまで度々、また開局してからも時々通っておりました。
落ち着きます。
雑誌をめくりながら至福の一杯の珈琲を頂きつつ、思索しておりました。
マスターとの優しい会話もまた楽しいです。
また寄らせて頂きます。