『快適な登山のための漢方』 低体温症と漢方 AIR-G’ Vivid漢方 2013年12月29日 放送分書き起こし
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パーソナリティ:高山 秀毅
ゲスト:漢方薬局いちやく草 上村由美
ビビット漢方、パンダマークの漢方薬の取扱店、北海道中医薬研究会の提供でお送りします。毎週この時間は中国の医学や薬、そして漢方について、毎回ゲストを交えてお送りしています。
今月は北海道中医薬研究会会員、漢方薬局いちやく草の上村由美先生です。よろしくお願いします。
よろしくお願い致します。
まあ今日は最終回ということになったんですけども、「快適な登山のための漢方」、面白いですね。
ありがとうございます。
いろいろね、山に登らない人でも、その山に登ったときと同じようなシチュエーションであるとか、普段から気をつけておきたいことっていうのが共通点があるんだなあとよく分かりました。
最終回の今日は、まあ冬山もそうですけども、山の上にのぼった時に、こう気温がすごく下がったりして、低体温症(ていたいおんしょう)になるというお話。これに対しての漢方との関わり、なんですけれども。
そうですね。実際、その低体温症による事故というのが、夏山でも起こっておりますし、こちらの方は漢方である程度対応できるという風に私も、予防が出来ると考えています。
低体温症は、その名前の通り、身体の深部の体温が下がっていくことによって身体が動かなく、動けなくなってしまう、ということなんですけれども、まず予防出来ることとしては、肺と心臓の機能を高めて、身体の中に十分酸素と血液を流せる状態を維持出来る身体にしておくと。いうことが大事になります。
で、山を登っている最中ですと、先日もご紹介しました、高麗人参(こうらいにんじん)という肺と心臓の機能を高められる『麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)』というものが山を登っている間に服用することで予防にはなります。
ただ、それだけですと、やはり弱いので、一番大事なのは温かい血液を全身に巡らせることが、普段の身体で出来ているか、ということがとても大事な予防になります。
そちらにつきましては、その日だけで急に出来ることではありませんので、お近くの漢方薬局で、ご自分の血液が足りているのかどうかという所ですとか、あと全身にちゃんと巡っているのかという所をチェックして頂くことが出来ますので、是非ご相談いただいて、冷え性の体質改善にもなりますのでご相談されることをおすすめ致します。
今おっしゃったような準備が出来ているか出来ていないかによって、助かる助からないという分かれ道になるということですよね。
そうなんです。そうです。
これは、じゃあ山に登らない方でも血液を、あの体質的に温めたりするてなことを、相談に乗ってもらえるのでしょうか?
はい、漢方薬局の専門の薬剤師さんと先生にご相談されると、まず自分自身の状況がよく分かるかと思います。
はい。まあ薬局によっても違うんですけど、先生のところでは電話でもまず相談にのってくれるのでしょうか?
はい、出来ます。
パンダマークの漢方薬取り扱い店、お近くの薬局に是非ね、ご相談に行って頂きたいと思います。
はい。
はい、今月は「登山と漢方」で大変ユニークなテーマでお送りしてきました。上村由美先生でした。どうも一ヶ月間ありがとうございました。
ありがとうございました。
ビビット漢方、パンダマークの漢方薬取扱店、北海道中医薬研究会の提供でお送りしました。
【前回の放送】「山の風邪対策」 2013/12/22放送
公開日:2013/12/29
最終更新日:2015/05/29