妊娠のための周期ケアと男性側のケア:FM北海道 AIR-G’ Vivid漢方(ビビッド漢方) 第21回 2012年10月24日放送分書き起こし
パーソナリティ:高山 秀毅
ゲスト:漢方薬局いちやく草 上村由美
「ビビッド漢方。毎週この時間は中国の医学や薬、そして漢方について毎回ゲストを交えてお送りしています。今週も、北海道中医薬研究会の会員、上村由美先生にお越しいただいています。おはようございます。」
おはようございます。
「子宝漢方ケアということで。。。お子さんを授かりたいんだけれども、なかなか願いがかなわないという方のために先生の薬局ではねぇ、いつも相談にのっていらっしゃるということでその要素として中国の2000年前の書物(黄帝内経)にも書かれている
- 腎臓が丈夫であること
- 女性に血液がたっぷりあること さらさら血であること
- ご夫婦とも気力があり、気が流れていること
- そして『周期ケア』
という4つの項目を出していただいたんですが今週はその『周期ケア』についてお話を伺いたいんですがいわゆる女性のサイクルいうことですよね?その周期というのは。。。」
そうです。
「具体的には子宝を漢方相談で受ける場合に問題になってくるんですか?」
そうですね。女性の場合は「基礎体温表」というものをつけている方が多いんですけれども、そうしますと…、低温期と高温期と二層になっていることが、まず、(基礎体温表の)基本にあるんですね。で、それをさらに、生理の時と排卵の時を組み合わせて、先ほどの一周期『生理から生理までの間の一周期』を4つの期にわけまして、それぞれ婦人科のことでやっている内容が違いますので、卵子の動き方ですとか、排卵、受精卵を育ててあげるためのサポートを「4つの期に分けて、漢方薬を飲み分けて、身体を支えてあげるという方法」を『周期ケア』というんですね。
「なるほどねぇ…。男性からはね、身をもってはわからないお話…であると思うんですけれども、ご夫婦でお話あいされる時に男性が力になれることってあるんですか?」
そうですね。基本的には、いい受精卵を作るという事は「お二人にとっての願い」ですので女性にとりまして、先ほどの『周期ケア』をしたり、体温表を測ったり…とちょっと女性側が大変!なんですよね。その時にご主人の方も温かく見守って下さったり漢方薬の種類も結構飲んでいますので。。。「何を飲んでいるの?」と聞いてあげるというのも嬉しいことかなぁと思います。男性側のケアというのも実は出来まして男性の場合は結構、アルコールを好きな方が多いんですよね。少しのアルコールはリラックス効果でとてもいいんですけれどもやっぱりおいしくて、もしくは、普段の疲れを取りたくてついつい沢山飲んでしまうという方の場合、気を付けて頂きたいのがやはり先ほどの…、『元気な受精卵を作るためには元気な精子を作ることも大事』自分が酔っぱらっているんでしたら、実は精子もよっぱらう事もある。。。んですよね。
「えぇ!そうなんですか?気を付けないといけないですね。」
そうなんですよ~。ほどほどに!
「まぁ、大体そういう時の男性の言い訳は、いや~、付き合いだったんだよ~。みたいな話になりがちですけれども…。まぁま、本当にそういう時もあるんでしょうけれど、自分で気を付けられるときにはコントロールしないと、男性側の方にもそういう原因を作ってしまうことになるんですねぇ。。。」
夫婦半々の。。。子宝の為には、『男女ともに大事』な事なので。はい。
「今日はちょっと気が引き締まった男性も多いんじゃないかなぁ!と思うんですけれども(笑)」
朝からすみません(笑)
「来週は最終回になるんですけれども、元気な赤ちゃんを授かるために、どういうケアをしていけばいいのか。また、来週もよろしくお願い致します。上村由美先生でした。」
AIR-G’ FM北海道80.4 「Vivid漢方」出演分 書き起こし一覧
公開日:2013/06/14
最終更新日:2014/02/27