黒ゴマ豆腐 〜 テーマは“腎臓” 2月薬膳講座修了
本日、2月の薬膳講座『胡麻ゴマ』が終了しました。
ゴマには白と黒がありますが、昨年からの続いているテーマで“腎臓”をキーワードに黒ゴマがテーマです。
まずは、本日の一品 “黒ゴマ豆腐”です。
同じ豆腐ですが、左はワサビ醤油で、右は下に八丁味噌が敷いてあり、上には生姜が乗っています。
ゴマは小さいけれども、ゴマの歴史はスケールが大きく、奥が深いことに驚きました。
- アフリカから日本に入るまでの長い歴史(なんと縄文時代にはすでに栽培していました)
- 黒ゴマが人気の、東アジア。(健康維持には白より黒!)
- 成分にはセサミン以外にも抗酸化作用・悪玉コレステロールを下げる働きがあり、カルシウム含有量が実が高い。
- ゴマの自給率は1%ですが、それでも国産ゴマは沢山あります(なんと北海道でも近々収穫されるかも)。
- 黒ゴマは気血“精”を補える長寿食であり、痴呆症の予防食です。
などなど。調べれば調べるほど面白い食材であることがわかりました。
その他に、すり鉢でゴマをすってゴマ豆腐を作るのでが、なんと実は中国から最初に伝わったすり鉢には、切り込み(溝)がなかったそうです。
じゃあ、いつの時代から現在のような切り込みが入ったか?といった具合に1つの食材だけを追いかけても面白い歴史があることが分かりました。
故に黒ゴマ、全部食べた方がよいです。出来れば炒って、すり潰して。摺れば胃腸の弱い方でも、ゴマの栄養が吸収できます。毎日食べれば髪も黒くなりますよ。
次回は3月17日(水)です。
そういえば、おにぎりはゴマが美味しいですね。改めて気がつきました。
身近なゴマ
> そういえば、おにぎりはゴマが美味しいですね。改めて気がつきました。
そうですね、おにぎりの時も“黒”ゴマが合いますね。
ほのかなゴマの香りを楽しむ、この五感は素晴らしいと思います。