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妊娠中気をつけたこと~その1早産の予防~

2012/01/23

昨年の10月14日に出産してからかれこれ三ヶ月が経ちました。その間に年末年始をはさんだこともあり遅くなりましたが、妊娠中・産後を振り返ってご報告致します。

妊娠中一番予防したかったことは、“早産”です。

特に早産につながる疾患はありませんでしたが、一人経営の薬局のため、重い物の運搬も避けられませんし、忙しい時は残業や睡眠不足の日も多々ありと、安静な妊婦生活とは程遠く・・・。

漢方的には『早産が起こる原因となる体質は4つ』あります

● 気の力が足りない方:気虚(ききょ)体質といいます。“気”は子宮の中に胎児を留めておく働きをしています。これが不足しますと胎児が落ちてきやすくなります。自覚症状として妊娠前から“疲れ易い”症状がありますが、妊娠により更にその症状は強くなります。早産の徴候に“出血”がありますが、この出血は漢方的には気の不足によるものと考えます。

● 血液が不足している方:血虚(けっきょ)体質といいます。血液検査で貧血と出る方はもちろんですが、検査で異常がない方でも漢方的には血液が不足している方は多いです。血液は胎児に栄養を届ける大切なものですから、血虚体質は早産だけでなく胎児の成長にも影響を与えます。自覚症状として、妊娠前生理の周期が30日以上と長かった、生理が始まってから体調が悪くなった、顔のくすみ、シミが顔や身体にできやすいなどがあります。

● 内臓の腎の力が弱い方:腎虚(じんきょ)体質といいます。上記2つは身体を構成する成分の不足により起こる体質ですが、こちらは内臓(成分を作ったり貯蓄する器官)自体に弱さがある方を指します。
漢方で“腎”は生殖機能をコントロールしている大元の内臓です。性ホルモンの分泌も管理しています。腎が弱いと妊娠しずらいということから始まり、妊娠できたとしても早産の可能性や胎児の発育の遅れ、また母体の健康維持が難しく産後の肥立ちも良くないことが予想されます。
原因が分からない不妊症だった方、疲れると腰が重だるくなる、下半身冷え症、めまいや耳鳴りなどの症状が現れます。

● ストレスを溜めやすい方:肝気鬱結(かんきうっけつ)体質といいます。
最初に気が不足する気虚体質の説明をしましたが、こちらの体質は気が足りないのではなく、気が巡らないために気が滞ってしまい、気の詰まりが胎児に負荷をかけます。早産の徴候の下腹部の“張り”がこの体質から来ることがあります。
肝気鬱結の方はストレスに敏感で、イライラすることが多くなります。どちらかというとスリムな体型で仕事をテキパキとこなす“出来る女性”に多いです。無意識のため息、普段から胸や胸部・脇に張りを感じたことがある、慢性的に肩や首がこっている、妊娠前生理の周期が不安定だったなどです。肝気鬱結の方の肝臓は緊張して“硬くなている”イメージです。肝臓と子宮はつながりが深く、肝気鬱結の方の子宮もやはり緊張して硬くなりやすいです。リラックスがなにより子宮を柔らかくすることに繋がります。ストレッチやウォーキングなどの運動で気を巡らし、筋肉をほぐしてあげて下さい。

自分の場合は、脾虚(胃腸が弱い)体質があるので、気血不足はあります。38歳の初産でもあるので腎虚もなきにしもあらず・・・。ということで、漢方薬で気血不足を補おうと考えておりましたら、“つわり”の発生。漢方薬の味が受け付けられず・・・。

~次の日記につづく~
妊娠中気をつけたこと ~その2 つわりの予防~

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