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草木が生い茂る小満(しょうまん)の日です

2014/05/21

本日5月21日は、二十四節気の『小満』の日に当たります。

中国発祥の二十四節気を紹介した江戸時代の書物:こよみ便覧において小満は、

万物盈満すれば草木枝葉繁る
とあります。

全ての生命にエネルギーが満ちあふれるこの時期は、草木を見ますと枝をのばし、葉を広げ、太陽の光をたくさん浴びようとしています。

私が子供と行く公園に、イチョウの木が沢山ある公園があります。今の季節はまさに草木枝葉繁る姿をしています。

イチョウの木イチョウには、雄株と雌株がありまして、銀杏がなるのは雌株です。この公園には、雄1株に対して雌4株植えてありますので、銀杏がなることを意識して植えられたのかな?と思わず考えてしまいました。

イチョウの受精は特殊なことをご存知でしょうか?イチョウの花

こちらが雄株の花です。(娘が夢中になって拾い集めてくれました)

この雄の花粉が雌株の花に付くと受粉となりそうですが、イチョウは違うんです。雌株の花に付いた花粉はなんと秋になるまでじっと待機しています。秋になりますと、花粉の中で待機の間に出来上がった“精子”が花粉の殻から飛び出して、なんと泳いで卵子にあたる場所に辿りついて受精が成立します。

動物だけではないのですね。

もう1つ、素晴らしいことにこの植物(イチョウの)の精子の発見は、日本人の方です。帝国大学理科大学(東京大学理学部)植物学教室の助手であった平瀬作五郎氏が1896年に発表しました。

平瀬氏が発見したイチョウの木は今も残っております。東京大学付属植物園である、小石川植物園内にあります。

こちらがそのイチョウの木です。

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小石川植物園は、薬草園でもあります。今の時期は薬用の芍薬も見頃です。

芍薬(シャクヤク)

芍薬(しゃくやく)は、花は観賞用として人気がありますが、根は薬草として需要が高く、日本国内でも漢方薬の原料としての薬用芍薬が栽培されています。北海道も産地の1つです。

漢方薬の原料としての芍薬には2種類あり、1つは“赤芍(せきしゃく)”、もう1つは“白芍(びゃくしゃく)”と区別して使います。日本産の芍薬は“真芍(ましゃく)”と呼ばれ、赤芍と白芍の中間と位置づけされるようですが、それでは使いにくいため、どちらかと言うと白芍に近い薬効と考えて使われているかと思います。

赤芍と白芍の薬効を比べますと、
赤芍は、血行促進の力が強く、
白芍は、新しい血液の製造をサポートしながら、血行促進の力も併せもちます。
血行促進の力は、赤芍の方が強いとされています。
ただし、日本では法律上(日本薬局方)、赤芍と白芍を区別していないため、漢方薬の原料表記は“芍薬”で統一されています。

小満のこの時期に、芍薬が入った漢方薬でご紹介したいものに、『冠元顆粒(かんげんかりゅう)』があります。

冠元顆粒

主成分は“丹参(たんじん)”という血行促進の薬草ですが、より血流改善を行うために上記の“赤芍”が使われております。(表記は芍薬になっております)

草木が枝葉を伸ばすこの時期に、私たち人の身体や心も伸び伸びとさせることが出来れば、健康に過ごすことが出来ます。具体的には、全身の血流がよく、自律神経のバランスが整っている状態です。
血流が良いと例えば、肩・首・頭皮にかけて凝りがないために、肩や首のこり、頭痛といった症状が出にくいと考えられます。
自律神経のバランスが良いと、体温や血圧、睡眠の状態も安定しやすいと考えられます。

もし身体や心を伸び伸びさせることが出来ない場合、この時期に不調が出やすくなります。原因の1つとして、漢方では冬から春にかけての養生が上手く出来なかったことが考えれられます。

もし心の面=精神面で不調が生じている場合、食事の中で良質のタンパク質(脂身の少ない肉・魚、卵、豆腐などの大豆製品)を積極的に食べているか見直してみて下さい。タンパク質は血液の原料になる大事な栄養素です。漢方では心の不調が出やすい時は、漢方的貧血(健康的な心の活動のための血液が足りない)を考える場合が多く、また心の不調が出る時は、胃腸の働きが普段より落ちやすいことが考えられますので、一日三度の食事の中で、少しずつタンパク質を食べて頂くことをおすすめ致します。

身体的不調を感じる方の場合、冬から春の間に、身体の休息をほとんど取れないくらい忙しく過ごされていたか、身体を冷やしてしまったこと、が考えられます。

身体が疲れすぎてオーバーヒート気味になり、暑がりになっていらっしゃる方がいらっしゃいますので、そのような方は早めですが、身体の熱を取る力がある夏野菜(トマト・きゅうり)をサラダとして晩ご飯の際に召し上がることおすすめ致します。身体のクールダウンが出来ます。

身体は疲れていても、暑がりではない方の場合は、身体を冷やさずに老廃物を排泄させる豆類を頂くことをおすすめ致します。小豆は特に宜しいです。小豆には、むくみを改善する利尿作用がありますので、お小水から疲労物質を排泄させることが出来ます。

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薬膳的養生法は、身体に変化が感じられるまでお時間がどうしてもかかります。
体調によりましては、辛い症状を少しでも早く改善するために、漢方薬の力を借りる事、必要かと思います。
特に、頭重・頭痛・肩こりに悩まされていらっしゃる場合は、『冠元顆粒』をお試し頂きたいです。

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