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札幌近郊の春の山菜

2014/05/07

こんにちは。

立夏を迎え、春の訪れを実感出来る札幌になりましたので、春の養生の味を探しに札幌市内近郊の山に行ってきました。

山と言いましても正確には山の麓ですので、山には登っておりません。

5年振りに訪れたため、植生が変わっていることも予想しておりましたが、範囲は小さくなったものの、見つけました。

1つ目は「ニリンソウ(二輪草)」です。

二輪草1

 

とてても見つけやすい春の山野草です。太陽が降り注ぐ、開けた場所を好むため、山道を歩いてきましたら必ず出会えます。

私の中の春一番食べたい山菜はこのニリンソウです。山菜でも癖がない方で、しかし香りがとても良いのです。塩水でさっとゆがいて、醤油を少しかけて頂きます。

白い花を目印に摘むとニリンソウ以外の植物を間違ってとることはほとんどありません。

2つ目はこちら。「よもぎ」です。

よもぎ

少し時期が早かったのか、もしくはこの辺りの植生が変わったためか、よもぎはほとんど見つけられませんでした。

この「ニリンソウ」も「よもぎ」の共通点は何でしょうか?

少し“苦み”があるということです。

春の養生に“苦み”がなぜ良いのでしょうか?

養生について書かれてある中国最古の医学書:黄帝内経には「冬は閉蔵(へいぞう)の季節です」と表現されています。大事な宝物が入っている蔵を閉めるように、身体を使ってはいけませんと言っているのです。良い例が冬眠をする動物達です。

そのため、冬は新陳代謝を低めてでも無駄なエネルギーを使わないようにすることが大切なのですが、反面“老廃物”もたまります。雪解けとともに内臓が目覚め(閉蔵に対して「発陳(はっちん)」と表現されます)、冬の間に内臓にたまった老廃物の排泄を活発にしたいのですが、この時“苦み”の食材が有効になります。

漢方では“苦み”には“解毒の力がある”と考えていまいて、お小水や便からの排泄を促します。

解毒は“肝臓”の大事な仕事です。

そして、『黄帝内経』には、春に養生すべき内臓は“肝臓”であると書かれています。

自然界からのエネルギーが濃縮された春の山菜を、春の養生生活のためにも、どうぞお役立て下さい。

 

 

 

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