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第三回身体いたわる薬茶講座の内容

2013/11/13

初雪も振り、冬の準備をすすめる時期となりました。

日曜日に開催がせまっておりますが、講座の内容をご紹介致します。

テーマは『目力up⇧』です。

目の印象が目力

人は目を見てお話しますので、目からその方の印象が伝わります。はっきり見開かれている目、輝いている目、つややかな目からは、元気な印象を感じます。逆にやや閉じかかっていたり、まばたきが多くしょぼしょぼして見える目には、疲れている印象が相手に伝わります。

それが“目力 めじから”です。

目を意識して見開いてみて頂けますか?思いの他、目が開いたようでしたら、あたなのその瞳、目力少し落ちているかもしれません。(夜でしたら、日中より閉じかかっている方が自然です)

寒くなりますと、身体がまだ気温に馴染めないために、身体の表面や手足末端の熱が奪われやすくなります。そうしますと身体は命を維持する内臓が冷えないように、血液を内臓に集めます。この時、“肝臓”に十分な血液が集まってくれるかが、目力と密接に関係してきます。

肝腎要と血液の関係

漢方医学は、解剖学を取り入れず、つまり人の身体に傷をつけずに体内の内臓の状態を診る、独自の医術を作り上げました。

肝臓の状態を診る時は、“目”をよく観察します。他に筋や筋肉の柔軟性があるかどうか。

腎臓の状態を診る時は、“耳”を観察します。耳は聞こえ具合です。耳が遠くないか、また耳鳴りがしていないか。

血液と肝臓と腎臓の関係は、製造と貯蓄の関係です。

血液は骨髄で作らますが、その製造元の管理を漢方では“腎臓”がしていると考えます。また製造した血液をためておく貯蓄タンクがあると想定し、その管理は肝臓が担っています。貯蓄タンクにはバルブがあります。その開け閉めの管理(体内に流す血液量を決める)も肝臓がやっています。

もしも貯蓄タンクの血液が不足してきますと、製造元の腎臓が動きだし、製造ラインを強化するか、もしくは腎臓が奥の手として管理している血液の素(滅多に使いませんが)から血液を急遽補給する場合もあります。

つまり、肝臓と腎臓がしっかり動くことで、全身を満たせる血液が製造され供給されると言えます。

特に目は肝臓の状態が反映されますので、タンクの血液が少なくなると目に届けられる血液も減り、疲れやすくなったり、開いていられなくなったり、見えにくくなったり、ドライアイになったり、目に不調を感じます。

目力upには、“血液”に不足がないか、 ”肝臓” ”腎臓”に弱さがないか身体を観察し、サポートすることが必要になります。

目力をサポートする薬草のご紹介

今回、目力upに直接また間接的にサポートしてくれる薬草を講座内で6種類ご紹介致します。11月薬茶6種

上段:左より<クコの実><菊の花><生姜>

下段:左より<なつめ><みかんの皮><シナモン>

各薬草を簡単にご紹介します。

薬茶くこ

<クコの実>:目に十分な血液が届くよう肝臓と腎臓に働きかけてくれます。また血液の素を補給してくれます。目に良いと言われるブルーベリーは抗酸化力がその由縁ですが、クコの実はより積極的に目の疲れを癒してくれます。

薬茶きく

<菊の花>:目の充血に対して効果的です。目にこもったほてりを取ることで充血を緩和しれくれます。かといって目を冷やしすぎることはありません。目にホットタオルを当てたい方に向いている薬草です。

薬茶しょうが

<生姜>:寒くなると胃腸が冷えてしまう方がいらっしゃいます。特に胃は胴体の中央に位置しますので、ここが冷えると内臓全体に冷えが伝わってしまう恐れも。寒気がする風邪の初期にも使えます。

薬行なつめ

<なつめ>:こちらも血液の製造を活発にしてくれる薬草です。腎臓ではなく、胃腸に働きかけ、食べ物から血液の材料を効率よくチョイスしてくれます。安眠効果が出る方もいらっしゃいます。

薬茶ちんぴ

<みかんの皮>:こちらも胃腸のケアに使います。胃腸の動きが悪いと感じる時、胃が張ったり、げっぷがあがりやすくなります。胃にたまったガスを排泄してくれる働きがあります。生姜やなつめとの相性も良いです。

薬茶けいひ

<シナモン>:腎臓を暖めてくれる薬草です。血液の製造元が冷えてしまうと、大変です。腎臓が冷えますと、腰や下半身に冷えを感じたり、腰の筋肉がこわばるので腰痛を感じる方もいらっしゃいます。香りが良く、ほのかに甘味を感じるため、ミルクティーをかきまぜる時やお菓子作りにも多岐に使われています。

講座では上記6種類の中から、ご自分の体調と合う3つの薬草をセレクトして頂きます。

相性の良いベースのお茶をお選び頂いて

そして、各薬草と合うベースのお茶を決めます。下記の3種類からお選び頂けます。

<杜仲茶> <焙じはと麦茶> <ルイボスティー>

例えば、<クコの実>と<ルイボスティー>、<シナモン>と<杜仲茶>といった具合に組み合わせを考えます。

ベースのお茶にも特徴がありますので、相性が良い薬草があります。

杜仲茶

<杜仲茶 とちゅうちゃ>

3種類の中で一番身体をあたためる力があるお茶です。(飲んですぐポカポカというほどではありませんが)

独特の味があり、ストレートで飲みますと好みが分かれるように感じます。

ですが、香りが高い薬草と組み合わせると、その味がまったく気にならなくり、美味しくなります。

薬草との相性は<シナモン>がおすすめです。

焙じはと麦2

<焙じはと麦茶>

3種類の中で、どなたでも飲んだことがあるお茶です。麦茶と同じですが、焙じ方がしっかりしておりますので、パックの麦茶に比べてとても香ばしいです。

胃腸の水分代謝を高めてくれる働きがあります。

薬草との相性はやはり胃腸のケアが出来る<生姜><みかんの皮>が良いです。

ルイボスティー2

<ルイボスティー>

南アフリカ共和国にある限られた山の麓に自生する薬草を発効して作られたお茶です。

熱帯地方で採れるものには、身体を冷やす働きのあるものが多い、という考え方がありますが、発酵という行程が加わったことで、私は冷やす働きはなくなっていると考えます。

香りが高く紅茶の感覚で飲む事ができますが、ノンカフェインです。

出来上がりのお味が美味しくなるという観点で薬草との相性は<クコの実><菊の花><なつめ>がおすすめです。

講座では、薬茶のブレンドはお客様ご自身で作って頂き、お持ち帰り頂けます。

お席にまだ余裕がございますので、週末のひとときを是非いちやく草でお過ごしください。

 

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